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無頼漢 渇いた罪

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かなりの韓国映画マニアである。
ほぼバイオレンスだけでその他ジャンル(恋愛や学生もの)は一切見ないが。
バイオレンスだけならもうレンタル屋のほぼ全てを網羅してしまい新作以外見るものがないほどだ。

見るものがなく仕方なく借りた、バイオレンスよりは恋愛に近い作品だったが、これが余韻を引きずる個人的には傑作となった。

多くの感想ブログには、主役男優のための映画、彼が一皮向けた意欲作と書かれていたが、自分は違う。
主演女優のチョン・ドヨン、完璧であった。

自分と同じ年で、劇中でも盛りを過ぎたババァホステス呼ばわりされていたし、めちゃ美人でもないが、この人の映画は常にすごい。想定を超える。

この映画は好みが分かれるとおもう。

予定調和、つじつま、わかりやすさを求める人には窮屈極まりないだろう。歯の浮くようなセリフもない。
けれど、いかにもありそうなシチュエーション、言いそうな言葉、感情の動きを捉えており、そのどうでもいいシーンの一々が忘れられぬ余韻となる。

優しいのか、残酷なのかわからない犯人の最後の言葉が「チクショー」というのもいい。
その程度なのだ、実際は。

イケメンな主人公の屈折した苦悩がわかりにくいが、チョン・ドヨンの心理は共感しまくりだ。
他人の嘘を見抜く勘は鋭いが、好きな男になるとまるで盲目、「本気なの?」「本気にみえる」どんどん変わっていく。

ドラマやアイドルなどの世界しかしらないと見失うが、映画だけは別次元の韓国、侮れない。

韓国にはこの俳優が出ていれば間違いないという映画がいくつかある。
チョン・ドヨン、映画の中では大好きだ。

無頼漢 渇いた罪

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