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名もなき復讐

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絶望のどん底をさまよう1人の女性の復讐劇を描くサスペンス。

射撃競技の代表候補選手だったジウンは、交通事故で両親を亡くし、自身も事故の後遺症で言語障害となってしまった。射撃の道も断たれ、工場で働きながら、無気力な毎日を送っていたジウンは帰宅途中に3人の暴漢に襲われてしまう。

凝りもせず、韓国サスペンス、バイオレンスか。一定のカタルシスが味わえるのではずれは少ない。
この作品は内容自体ははずれだ。大ヒットする要素はない。先が読めないストーリーとかではなくただ非道な男に復讐する不幸な主人公の顛末を描いただけ。最後のオチも強引にとってつけた感じだ。

これを言ったら終わりだが、主人公もその友人も生い立ちは不幸かもしれないが、ハイレベルな容姿をしているのであそこまでどん底に落ちる事は現実にはないだろう。

この映画で面白かったのは、復讐をしていく連続殺人鬼と化した主人公や友人、それを守りたい美女刑事という正義の女性達と、相反する汚れ、レイプ魔、腐った刑事、暴力ヒモ男、クズたちの対比だ。正義が容姿もいいのは作り話の必然だが、悪側のクズっぷりがすさまじい。

汚職刑事、レイプ魔、その中で気弱そうだが実は一番下劣な男、セクハラ上司とそれを担ぐパートのババア、暴力ヒモ男などの下劣な演技が冴えわたる。

映画だから、本番以外ではきさくで良識のある大人たちなのだろう。主演女優と談笑して弁当食べたり、打ち上げなんかも楽しんだろう。でも映画の中での下劣さ、クズっぷりは徹底している。演技だけでなく、顔や体つきまで下劣で変態でクズであり、負のオーラがでまくっている。マンガより徹底しているかもしれない。もう顔だけで下品さ120点なのだから、出てきただけでクズだとすぐわかる。

あまりに下劣な容姿なので珍しく他の韓国映画でみかけない役者が多かった気がするが、見上げたプロ根性だ。
その中でも一番は、劇団ひとりにそっくりの気弱なレイプ魔といいたいところだが、復讐されてもビンタで済んだ、パートのおばさん、ビッグマザーというべき怪獣ババアでした。個人的な助演女優賞です。

こういうゲス専門役者に晴れの舞台はないのかな。
その達者な役者による下劣演技をご堪能ください。
見どころはそこだけかと。

あとは、レイプ大国と言われる韓国、やっぱ怖いな。

以上です。

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