BLOG MOVIE

ドライヴ

更新日:

スタントマンと逃がし屋の二つの顔を持つドライバーの姿をクールに描き、欧米の評論家の称賛を浴びたクライム・サスペンス。

昼と夜では別の世界に生きる孤独な男が、ある女性への愛のために危険な抗争へと突き進んでいく。メガホンを取ったデンマーク人監督ニコラス・ウィンディング・レフンは、本作で第64回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞。

借りるまでに時間がかかった。タイトルがそっけないし、全編車の中とかのシチュエーションドラマだったら嫌だなぁという予感があったのだ。
そういう映画で面白いものもあるが、それなりの面白さだしやはり退屈なので・・・

けれど、予想を裏切り、かなりの秀作であった。
ストーリーはよくあるもので寡黙な一匹狼の主人公が好きになった女と子供を全力で守るというもの。
もう設定からしてハッピーエンドはないなと予感できる。

この作品の魅力は、セリフが少なく説明的なものが一切ないのと色彩感覚、カメラ、静寂と突然の暴力、監督は恐らく北野作品を意識しているのではないか。
デンマークの監督らしいが、ミュージックビデオなども手掛けているので、色使いや音楽などは北野作品よりクールだが、作りが似ている。

名シーンは多々あれど、暴力シーンが白眉だ。
残酷なシーンはたくさん見てきたが、こういう表現もあるんだと新発見暴力名場面がいくつもあった。

テーマやスケールは小さな物語だが、これぞ映画といえる、完成度の高さに感心した。
こういう作品を作れる監督は才能がある。これからの作品も期待できる。
誰だってわかるとおもう。これが才能だ。映画の品格だ。
誰もが認める才能こそ正しく評価して欲しい。芸人に文学賞を出すような真似はせず・・・

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
7seconds

sevenseconds

PHP CSS わかんないけどわかります。Webが出来るから下請けしようではなく、自分で生かして食っていこうな人です。

-BLOG, MOVIE

Copyright© セブンセカンズ , 2019 All Rights Reserved.