サイトに機能と収益をもたらす機能性や収益性のあるウェブサービスで未来を創る

縁もコネも金もなく、果報を寝て待っていても、なにもやっては来ないので、ランサーズとかクラウドワークスとかココナラとかで仕事依頼を眺めている。

これが、フリーランスエンジニアやクリエイターの日常だろう。

こういうサービスがあると、間口は広がるが、魑魅魍魎の世界と化す。
玉石混合、石だらけ、玉はない。

メルカリと同じ仕組みを作ってください。
インスタグラムとツイッターのいいところを足したシステム
出会い系アプリと課金システム
駅周辺の複数店舗掲載ポータルサイト

予算5000円~10000円

みたいな依頼がゴロゴロしている。

ふざけんじゃないよ、それらを開発するのにいくらかかっているのかわかっているのだろうか?要求ばかりが高くて予算が滅茶苦茶だ。

普通のホームページ制作など、もう1000円からが相場である。それでも理想は高く、現場は修羅場、揉めているようなケースもよく見かける。

クオリティの高い人
社会人としての常識があり逃げない人

とあるが、貴殿のそのふざけた予算こそ社会人として非常識ではないのか?

ネットの世界はフリーダムで世紀末の様相だ。

こんな世の中で、いわゆる普通のホームページ制作会社なんてやっていけるのだろうか?やっていけるとしたら、縁もコネも金もある、いわゆるお付き合いの騙しあいでしか成り立たないだろう。もう普通のホームページなど、中学生が趣味で作ってくれる。

こんなハチャメチャなリクエストでも、提案数がいくつもある。これが悲しき現実だ。その提案の中身をみてみたい。

そんな予算じゃ出来ないよと説教しているのか
こんな感じでどうでしょうと妥協案を提示しているのか

しかし、こんな世界を知らないよりは知っている方がマシで、個人的には提案せずともただただ眺めている。

そうかぁ、世の中はこんな感じなんだな。

エンジニアやクリエイターとユーザーの価値観はこんなにも乖離しているのだなと学ぶことが出来る。そして、ダメ元でたまにはアタック(提案)してみよう。

採用される、受け入れられるとはおもっていない。ダメでいいのだ。むしろダメがいい。こんな予算、価値観の人から指示されるのは嫌だし、関わらない方がいい。

それでもなぜアタックしてみた方がいいかといえば、何もしなければ、誰も知らない、アクセスも伸びない。ならば、ダメ元でアピールするだけで宣伝にはなる。

自分は非常識なのだ。と少しでも気づいてもらいたい。

その案件を獲得したいのではなく、こっちの世界を知って欲しい、それがいつか何かの形で報われるかもしれない。

態度がデカい人、偉そうな人、文章から高圧的なオーラが出ている人は避けた方がいい。ほぼ間違いなく、人生で関わるべきではない厄介なモンスターだ。

前任者に逃げられたので続きをやってください、なんて言う人は危ない。逃げられる理由があるのだ。

価値観の乖離、世の中のレベルを知れば、どんなものが求められているかもよくわかる。
自分の世界がいかに世間と乖離しているのかを思い知る良い機会となる。

そんな難しい世界は捨てて唐揚げ屋でもやった方がマシ。

良識と常識を備えた人とだけ仕事をしていこう。